「彩人ーーー!!!」
「新しいゲーム作ったんだ、いっしょに遊ぼうぜ!」
岳味 彩人の高校からの友人であり、拠所《友情》に対応するNPC。 ゲーム好きで、デジタル創作サークルに所属している。 身寄りがなく、現在は下宿暮らし。 親しい人間には懐こい態度を見せるが、それ以外には案外素っ気ないところもある。
本編開始五年前、大怪獣が日本を襲撃した事件で両親が死亡。
本編開始三年前に端綿高校に編入。
進学先は端綿大学。
底抜けに明るく、空気を読まない性格。
変なところで度胸もあるせいで周りをハラハラさせがち。
恋愛よりも友情優先、女子からは子供っぽいということでモテない。
それ以外は特に特筆することもない、普通の青年。
「…で、それで?」
「今度こそ守りたい。…もう、なくしたくない」
▼キャラ紹介
一般人を異能者に目覚めさせるというレネゲイドウイルス、それが人の形と魂を得た存在。闇社会でレネゲイドビーイングと定義された一体。~
それが、蜂尾灰音と名乗る青年の正体である。~
本人は友人と共に日常を送ることを望んでおり、異能を使うことを好んでいない。~
~
闇と関わることなく隠れ暮らしていたが、とある事件によって聖炎塔に発見される。聖炎塔による何回かの対話を経て、"聖炎塔協力者地位協定"のうち、常人相当の協力のみに同意する事務員登録をすることを選び、今までと同じく端綿大学の生徒として過ごしている。~
鳥羽見 哉太の強い勧めによって、レネゲイドについて学ぶためにUGN端綿支部に通うこととなった。~
岳味 彩人とは互いに拠所としている存在。
▼経歴
本編開始四年前に、饕餮(沙弥)が行っていたレネゲイドウイルスにまつわる実験の中で生み出されたレネゲイドビーイングの一体。~
その中でも、かつて存在した人間の情報を基に生み出された実験体。~
彼のオリジナルは、"大厄災"時に死んだTHEM所属のオーヴァードであり、THEMの首魁への復讐に生きた青年、黒羽 紫音である。
▼人柄、性格
"蜂尾灰音"を構成する要素は、黒羽 紫音が反THEM団体に所属していた頃が主である。~
黒羽 紫音が両親の死という暗い事実を覆い隠すために演じていた明るい振る舞いと言動を、さらに模倣したものであるため、彼の明るく空気を読まない性格は表面上の振る舞いの要素が強く、本来は生真面目で慎重、悲観的な性格。~
当初はレネゲイドビーイングとしての至上命令である『人間への理解』を果たすために端綿市の高校に潜伏していたが、人として暮らすうちに友人達への愛情により使命よりも日常を守ることを優先するようになる。~
それに伴い、表面上の振る舞いだった明るい性格を真のものにしようと努力している。
▼過去との折り合い
発生当初は、レネゲイドビーイングとしての使命に加え、死んだ家族への郷愁、家族を奪った仇への復讐心などしかなかったため、明るい振る舞いもどこか上っ面であった。
しかし、彼を引き取った下宿の老婆や学校の教師、先輩や友人などはそれを『家族を大怪獣に殺され傷ついている』と受け止め、優しく接した。
その結果、黒羽 紫音としてよりも蜂尾 灰音としての自己を確立していく結果となる。
今現在は黒羽 紫音のことは「前世のようなもの」として捉えており、復讐も「もう終えたこと」して囚われすぎないように心がけている。
とはいえ黒羽 紫音の情報を核に生み出されているため影響が大きく、レネゲイドビーイングとして活動を続けると当時の性格に寄ってしまう。
▼恋愛関係について
復讐のために『何でも』やった経験から恋愛関係に苦手意識があり、本人が本質的に人外であることもあり「もういいや」と思ってる。
あまり恋愛に関する話題や指摘に対してよい顔をせず、女子に対しても万が一そういう関係に発展しないように振る舞っている節がある。
恋愛関係への忌避は友人に対してもやや及んでおり、自分より恋愛を優先されると拗ねる。厄介だな。
うちの子にはまだそういうの早いと思います。
《時使い》と呼ばれる、バロールシンドロームの中でも時間操作に特出した異能を持つ個体。 時間停止や加速に加え、1秒程とはいえほとんどのオーヴァードが不可能な過去遡行も可能。 時間操作異能は切り札として多用はせず、主にニコラ=テスラによる電流操作によって戦う。 痛覚、神経系をコントロールする他、神経と機器を接続しての直接操作も可能。 また、レネゲイドビーイングが基本備えてる能力である《ヒューマンビーイング》により、生態的には人間と変わらない構造を持つ。
| 生命規格 | 卓越 | オーヴァードの中でも回復や蘇生能力に特化している。 |
|---|---|---|
| 戦場機動 | 標準 | レネゲイドによる身体強化なしの場合。 |
| 戦術立案 | 標準 | 誰かと連携して動くことに慣れてない。 |
| 戦闘技術 | 優秀 | 生前の技術を引き継いでいる。 |
| 神秘適正 | 優秀 | レネゲイドビーイングとしての特性 |
| 精神規格 | 標準 | 暴走状態のみウイルス抑制のため卓越。 |
一番の親友。相手にとっては一番ではないのは知ってるが、それでもいいと思ってる。
転校したてで若干浮いている時の姿を見て、過去の自分と重ねて力になりたいと考えたのが交流のきっかけ。
▼七瀬 周
友人。年上だが誠実で信頼が置けると感じている。 また学食食べにいこーぜ!
友人…先輩?大人ってマジ?と若干感じている。見た目のせい。
大人が苦手だから、大人じゃなかったらよかったのになという心の裏返し。
大人らしいところを見ると内心はえー…となってる。
一般人として過ごしたいという自分の意向を尊重してると思ったら急にUGNに放り込まれたのでおこ。
思ったよりキャラが濃い。
やっぱり後輩は俺じゃないか?
黒羽 紫音の復讐を手助けしてくれた人。
蜂尾 灰音としては無関係な人物であるが、黒羽 紫音の大事な人は大切にしたいと考えてることもあり、継続して感謝している。
信者ではないので別に心酔しているわけではない。