概要

神話あるいは歴史上に存在した英雄を再誕させた存在。
復元英雄、再生英雄とも。古い呼び方だと英雄憑きとも呼ばれる。
再誕のためにはいくつか手段が存在するが、主に転生型英雄を指すことが多い。
が致命的危機に陥った場合に造り出す兵器的存在。
あくまでかつていた英雄と同じ情報を再現した存在であり、過去に生きた英雄その人ではないとされる。

再誕英雄となり得る人材

によって英雄と認められた生命の中から、死後世界を守るために契約した者から再誕英雄は選ばれる。 契約した英雄の情報は、かつて北欧神話の主神オーディンが所持し、その孫娘であるシグルドリーヴァが旅路の果てに星の内海に突き立てたグングニルに宿ることとなり、が必要に応じて、適切と判断した方法でを救うに最もふさわしい英雄を再誕させる。

再誕英雄の分類

  • 転生型/リンカーネイション
    過去に存在した英雄と全く同じ魂情報を、素質ある母体に宿し赤子として生誕させることで、今を生きる人類として再誕した英雄
    の介入により、原型の英雄と似た人生を辿ることとなる。その人生が原型と似てれば似てるほど最も本来のスペックを発揮できる反面、『前世』と同じ運命を背負わされることとなる。
    本人だけでなく周囲の人間や敵なども再誕させる必要がある関係上、最も誕生させる手間とコストが多い英雄とされる。

  • 召喚型/サモン
    いわゆる英霊召喚。魂情報を仮初めの器に宿すことで再誕した英雄
    転生型と違い、周囲の環境を整えずとも英雄本人を喚び出せる利点があるが、召喚だけでなく維持にも非常にコストがかかる。
    英雄を召喚するとなると、魔術師100人がいても運用は厳しいが、それらの問題をクリアすれば、転生型のように英雄そのままのスペックを奮える可能性がある。

  • 憑依型/ポゼッション
    英霊を適した肉体に直接宿らせることで再誕した英雄肉体と精神の不完全性が特徴。
    大抵の場合は肉体側の精神が英雄の情報に上書きされて消滅する。
    転生型や召喚型と比べるとかかるコストは非常に低いが、その不完全性からフルスペックは奮えないことが多い。

  • 同調型/チャネリング
    相応しい器を持つ人間に、過去の英雄の情報を常時同調させている存在。
    憑依型と違うのは肉体と精神、魂に齟齬が発生しない点、 魂情報の上書きが発生しない点、同調に魔力を消費しない点。
    あくまで同調のため、素のスペックとしては一般人相当である。

人造再誕英雄

の危機と再誕英雄の存在を知った人類が、自身の手で生み出そうと試作した結果生まれた存在。
その誕生までに多くの命が犠牲となっており、人造再誕英雄達も様々な問題を抱えていることが多い。


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