今回予告
そこに行けば本当の気持ちが分かるんだって───
ネットである噂が流れている、とある村に行くと口から花を吐きそれは嘘偽りない本心を表しているのだという。
そして、恋人と訪れた時に両想いだと白銀の百合がお互いの口から出てくるのだとか。
───花を吐くという明らかな異常が無視され疑問に思われていない。グレイ・ライアーに依頼された君は村への調査に向かうなかとある女の子と出会う。
いつの時代か、一つの花が咲いた。
木花咲耶姫を祀る神域で芽吹いた百合の花は、偶然にも神の力の一端を宿していた。
そのためか、花は幼子に摘まれる瞬間にとある強い感情を抱いた。
まだ生きたい。
そして現代。山で遭難し、今にも死にかけていた女がいた。
その女の名前は木本咲。
誰にも知られぬまま死ぬしかない恐怖の中、女は強く願った。
まだ生きたい。
そして花と女は一つの命となった。
体はとうに死んでいた花と女は、神として延命する手段を選んだ。
信仰を集めること。
恋愛成就の噂を流し、人を誘き寄せ、因子を植え込む。
花の因子が宿った人間は、木花咲耶姫の権能により懐妊しやすくなるという恩恵があった。
この恩恵により信仰を集まれば、花と女は生き延びることができる。
しかしそれは、「生きたい」という生命の本能しかない花が、いずれ全ての人間を侵す未来の前触れでもあった。
花とつながったことで、本能のままに因子を振り撒くことを止められない木本咲は、花の神使としていつものように"犠牲者"の元を訪れ、レインと出会う。
死にかけていた木本と百合の花が一つになったのは、偶然でも神の意志でもない。天峰誘美が木本と花を見つけ、『信仰は儚きもののために』の脅威である白枝小百合と彼女達を引き合わせたからだ。
咲と花を憐れんだ白枝は、自らの友達である"花吐き病"の怪異を彼女達と融合することで延命させることを提案する。
そうすることで、白枝の目的である"怪異の居場所を作る"ことも果たせると考えたのだ。
彼女達は生きるために、その手を取った。
・現地に到着したレイン、木下咲の干渉により精神支配を受ける。T.O.R.C.H.にも応答せず、聖炎塔からは緊急事態と見なされ、愛園星大が派遣。
・自力で正気に返った後、調査を続行。原因である花と木本咲の正体にたどり着く。
・レイン、花を排除。同時に花と命がつながっていた木本咲が死亡する。