魔術、異能の大元となる、現世とは異なるルールで行使される、人智の及ばない超自然的な力。 魔術や異能を使うものにとっては酸素のようなものとも言える。
神や龍などが当たり前に存在していた時代においては、神秘もまたどこにでも存在する要素であった。
神秘が強いものがその世界のルールを支配することとなるため、その神秘に適性のある存在にとっては心地良い空間になる一方、適性のないものはたやすく絶滅してしまうなど、安定性には欠ける時代であった。
ヒトが霊長となり、ヒトにとって快適な環境、いわゆる現世レイヤーが基底世界と定められて以来、あらゆる神秘は減少した。
現世においてこそ神秘は減少したが、それ以外の異界ではいまだ神秘に満ちた世界も多い。
これらの異界や異界に存在する神秘存在とつながったり呼び出したりすることにより、現世で神秘を再現することができる。
しかし、現世においてあらゆる神秘は観測によって修正されてしまうため、再現した神秘を長時間維持することは困難である。
また、全ての神秘が失われたわけではなく、自身の身のうちに神秘を宿すものも存在する。
宿す神秘が強靭であればあるほど、世界からの修正力の影響は少なくて済む。