十三執行会の履歴(No.1)

十三執行会は、聖十字信仰の中でも異端狩りに特化した組織です。
魔女、悪魔といった神の教えから外れた存在を滅ぼし、恐るべき力を持つ遺物を保管する役目を持ちます。
その行いの大半は正義とも言えますが、潔癖かつ異なる神の存在を認めない姿勢から様々な信仰を認める聖炎塔との関係性は悪いです。
共通の敵を持つ間は共闘すら可能ですが、遺物や魔性の存在の扱いに関してはいざこざを良く起こします。
基本的に日本国内の事件であればヤタガラスの存在故に強硬な立場を取る事は少ないですが、欧州圏、北米圏ではその圧倒的な支持基盤から、聖炎塔が劣勢に立たされることも少なくありません。
冷戦状態と言える緊迫した関係ですが、今の所双方の上層部、現場の尽力によって死傷者が出る事例までは発展していませんが、時間の問題ではないかと危惧されており、上層部の交渉が続けられいます。但し、現在良い落としどころは見つかっていません。

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