今回予告
なし
冥海楽土の前日譚。
ウォット・リースラの絶望の記憶の追体験。
既に終わったこと、手出しできぬこと。
祈りと希望の否定の物語。
…それでも繋がれるものがある、というアンチテーゼ。
七年ほど前、イタリアとある町で流通していた魚類を食した人々が中毒症状を引き起こした。
原因不明、"現代に蘇る祟り"とすら呼ばれたそれは、発展しようとしていた町から未来を奪っていた。
その真相は、七年前に地震と共に地上へ侵攻してきた"マザー"が海と魚類などを汚染したことによる眷属化の呪いだ。
古くから海を守っていたアビサルハンター達も、王の指輪を得て力を増した"マザー"に敗北、支配を受け尖兵化してしまう。
こうして、一つの平和な町は"マザー"勢力の拠点の一つ、地上侵攻の際に使う入り口の一つとして陥落してしまう。
そんな状況の中、アビサルハンターと縁を繋ぐことを目的として、人材派遣会社ノアの構成員が町を訪れてしまう。
そこに潜む神が、自身の種族の祖であることを知らぬまま、ウォット・リースラは自らの因縁と対峙する。