概要

の危機を預言された秩序組織が、対応する手段を求め、人造的に再誕英雄を生み出そうとしたプロジェクト。
始めは世界を救うという目的で団結していたが、成果に伸び悩んだ末に、倫理に反した実験に走ることとなる。
現在は非人道性を咎めた十三執行会などの秩序組織によって弾圧され、ほとんどプロジェクトは潰されている。

プロジェクト発足の経緯

十年前、は"降臨者"と呼ばれる星を喰らう強大な邪神に狙われていた。
託宣が下ったことで、欧州のとある秩序組織がその事実を知ることとなり、連携を取る。
様々さ対抗手段が考えられ、そのどれもが有効的でないとされる中で、彼らが勝機を見出したのは七英雄と呼ばれる存在だ。
彼らは、が生み出す兵器とも称される七英雄を、人為的に生み出そうとしたのだ。

これらのプロジェクトは生み出したい英雄ごとに独立した研究施設を持ち、情報や成果を時折共有しながらも独自に発展し続けた。

プロジェクトの暴走

世界を救うという目的は、成果が上がらない焦りか、目の前の欲にとらわれたか…理由はいずれにせよ、大きく迷走した。
倫理は失われ、非人道的実験が横行し、数多の命が犠牲になった。
中には世界を救うという原初の祈りすら忘れ果て、私利私欲に研究を利用する者まで出る始末だった。

いくつかの成果を挙げながらも、"降臨者"を倒す展望を示せないまま、犠牲は重なり続けた。

プロジェクトの末路

気付けば、"降臨者"の危機は通り過ぎていた。
彼らの気付かぬうちに"降臨者"に対処するものが現れ、為した行為もまた表向きなかったことにしたのだ。
残されたのは何人かの人造再誕英雄の成功例と、積み上げられた多くの屍。

救世のためとはいえ、彼らの罪業はけして見過ごせるものではなく、十三執行会などを始めとした、プロジェクトと関わりのなかった秩序組織あるいは個人によって壊滅させられることとなる。

プロジェクトが遺したもの

彼らがただ無為に犠牲を積み上げていたかというと、実のところそうではない。
"降臨者"を打ち倒した者の中に、マシュ・キリエライトという少女がいた。
彼女はこのプロジェクトによって生み出された人造再誕英雄であり、唯一人の成功例であった。
その成功は、再誕英雄を生み出すためのコストがなくなったによって後押しされたものではあったが、彼らの原初の祈りは、そして犠牲にさせられた命は、けして無駄になったわけではないのだ。

また、マシュ以外にも人造再誕英雄が生まれなかったわけではない。
完璧な再誕ではない、能力や肉体に欠陥があるなどの問題を抱えながらも何人かの特殊な超人を生み出すことにも成功した。
しかし彼らはその歪な能力や生まれにより、様々な苦しみを抱え生きることとなる。
彼らの苦しみを生み出したのもまた、人造再誕英雄製造プロジェクトなのだ。

残る禍根

欧州を本拠地にしたプロジェクトは根絶が確認されているが、一部が逃亡した形跡があり、他国で残存している可能性がある。
また、"車輪の聖女プロジェクト"がアメリカに本拠地を構えていたり、中国政府が土地と情報を提供し独自の形で発展した"鉱石英雄プロジェクト"など、欧州外に研究施設を構えていたために壊滅を一時免れたプロジェクトも確認されている。
"車輪の聖女プロジェクト"はアメリカの現地組織に、"鉱石英雄プロジェクト"は大厄災の混乱にて壊滅してはいるものの、他に存続しているプロジェクトがある可能性は否認しきれない。

人造再誕英雄一覧

人造再誕英雄一覧

名前オリジナルプロジェクト名
マシュガラハッド聖杯の騎士プロジェクト
神父不明不明
聖女ジャンヌ・ダルク 救世の乙女プロジェクト
カタリナ聖女カタリナ車輪の聖女プロジェクト

鉱石英雄一覧

鉱石英雄はオリジナルの名をそのまま名乗る傾向がある。
また、女性のみしか成功しない、寿命がおおよそ二十年などの特徴がある。

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